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こんな感じで、ごく日常的な風景として、鹿がいる。
それが、原始林をそのまま残す、宮島という空間です。

 1996年9月に独立開業し、ここまで18年。
その当時は「開業」とは名ばかりで、インターネットもない時代、生計はほかの仕事で立てながら、 新聞広告打ってみようか、あそこにチラシ置いてもらおうか、あの人に頼んで紹介してもらわないと…と、あくせくするしかない時期もありました。
地域の大勢に知ってもらうには…と、当時お世話になっていた先生に相談したところ「電話帳 」というお答えをいただく…そういう時代もあったことを、ネット時代の今日、忘れてはいけませんね


私は、開業当初から割と大変な、世間的にいうと「重い」とされるような方々を観ることに恵まれました。
まだ駆け出しの私が、医師ですら匙を投げるような重病者を観ていたワケです。
その頃の思い出は、また近々別のブログを立ち上げるつもりでいますのでそこで書きますが…ホントに大変だったし、ホントに勉強させていただいたなと、改めて思います

最近ヒーリングや整体を始めたいという方には、とかく「うける」ことを嫌がる傾向があるように思います。
ここでいう「うける」というのは、クライアントの方のネガティブな思いや症状の発するマイナスパワーみたいなものを「受ける」ということ。

端的に、こういう気持ちでいれば、そりゃあ「受け」ます
なぜなら、心理的には「受ける」ことを前提に相手の方に接するのですから、その怖がっている気持ちと共鳴するエネルギーが受信されるに決まってます。
そうでなくても、そのクライアントになる方々というのは、どうであれ最初は「どうにかして欲しい」という気持ちでおられる場合が多いのですから。

私も、例外なくいわゆる「受ける」経験というのは相当にあります。
でも、私は最初からそういうことを知っていましたが、気にしませんでしたし、今でもそれはそうですね。
でも、今はどういうメカニズムでそれが起きるか、その意味もわかっていますし、かなりの割合でその影響を無効にしてもいます。
それ自体は、そうムズカシくもなく単純なことなのですが、大切なのはそこではありません。

「受ける」という現象自体を怖がっている人に、観てもらいたいかどうか?
自分なら、どう考えるでしょうか?
ちなみに、私は観てもらいたくはないですね…あまり

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「瑞冠 熟成純米生原酒」

合宿終了後、広島・袋町の居酒屋さん。
この日一番印象に残ったお酒。
フルーティで綺麗な甘さ、「生」ゆえのフレッシュさがよかったです




さて、あれこれ書いてきましたが、この「合宿」から今日までの間で、私自身の内面に劇的な変革がずっと起きていました。
その流れのなかで「指南塾」も、徐々に、しかし確実に変化していくことになります。

何はともあれご参加いただいた皆様、お疲れ様でした
今回の「合宿」が、人生のうえで何かしらの役に立つようなら、私としても嬉しく思います。